昨今、SDGsという言葉が至る所で聞くようになりましたが、弊社は経済的なロスをなくすために古くからモノを再利用することを心がけてきました。それぞれがSDGsにつながる行為と認識しております。
例えば、
①段ボールの再利用
→インキや資材を運ぶための段ボールは仕入れ時に搬入されたものを使用しております。自社の社名やロゴを入れた段ボールにこだわりません。梱包資材は、そのほとんどが商品を届けたところでゴミになってしまいますので弊社では新規に段ボールの購入はしません。
ちなみに、ミカン箱大の段ボール1つで100円程度の費用が掛かります。
②インキ缶の再利用
→出来上がったインキを詰める缶は、新品の缶だけでなく仕入メーカーのインキが入っていた缶を再利用しています。色を薄めるメジウムが入っていた缶であれば色が変わることはありませんし、色インキが入っていた缶でも同系色のインキを作る場合は、多少のインキが残っていても色の影響はほとんど受けません。例えば、黄と金赤を混ぜてできるオレンジのインキを黄が入っていた缶に詰めても色の影響はほとんどありません。
③インキの再利用
→作りすぎたインキやデッドストックとなっていたインキを再利用して新たなインキに使用しています。インキを作るときに、どうしても色の調整をする過程で注文キロ数以上多く作ってしまうことがあります。また、お客様のご都合で急きょインキの使用量が減ってインキを余らせることがございます。従来はそれらはただ廃棄していましたが、弊社では転用が利きやすい配合に限り別の色を作る際に一部使用しております。廃棄コストの削減、かつ、新たに使うインキ材料の削減につながります。
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